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2005年4月27日
■JR西日本の四単組で共同コメントを発表
 ー二度とこのような事故を起こさないためにー
 JR西労組、国労西日本本部、JR西日本労働組合、建交労西日本鉄道本部の四組合は、今回の重大事故に関して、JR西日本に共同で申入れを行うことに合意し、合わせて4月27日(水)に共同コメントを発表した。
 共同コメントは四単組委員長が出席し(建交労は書記長が代理出席)、代表して森正暁JR西労組委員長が説明した。
 森委員長は冒頭、今回の事故で亡くなられた方々、そしてご遺族の方々に対する哀悼の意、そして負傷された方々に対するお見舞いの気持ちを表明し、「今回の列車重大事故は私たち鉄道に働く者にとって極めて遺憾。二度とこのような事故を起こすことのないよう、安全確保に向けて全力を尽くし、安全な鉄道の再構築する」ことを誓い、鉄道における安全を確保するとの思い、そして鉄道、JRへの信頼回復のため、連名で会社に申し入れることを発表した。

JR福知山線 尼崎〜塚口駅間列車重大事故に関する
四組合共同申入れについてのコメント
 
 JR西日本・福知山線で4月25日に発生した列車重大事故は私たち鉄道に働く者にとって極めて遺憾であり、何よりも今回の事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様方に対して衷心よりお悔やみ申し上げます。また負傷された方々に心よりお見舞い申し上げます。
 私たちはJR西日本に働く労働者として、二度とこのような事故を起こすことのないよう、安全確保に向けて全力を尽くし、安全な鉄道の再構築を誓うものです。

 私たち鉄道事業に従事する者にとって、安全確保は最大の使命です。今回の事故では現段階で亡くなられた方91名、負傷者456名に至る大惨事であり、国民・利用者の信頼を著しく失墜しました。私たちJR西日本で働く者としてその責任を痛感しています。
 鉄道における安全を確保するとの思い、そして、鉄道、JRへの信頼回復のため、私たち四労組は以下の2点について、連名で会社に申し入れることとしました。

 ○亡くなられた皆様方のご遺族、負傷された方々、事故に巻き込まれ多大な損害を受けられたマンションの住人の方々全てに対しての誠意ある対応を強化すること。

 ○事故原因については国土交通省航空・鉄道事故調査委員会、警察関係者によって事故調査が進められていますが、今回事故において、制限速度を超えた速度で列車が走行していたとの見方を航空・鉄道事故調査委員会の委員もしていることを鑑み、運転士をはじめとする組合員の人為的な安全意識、安全操作などソフト面に頼るだけでなく、安全運転確保のため、危険潜在箇所へのATS−P型などハード対策を早期に強化すること。

以上、二度とこのような事故を起さないとの思いを改めて誓い、四組合共同のコメントと致します。

2005年4月27日

西日本旅客鉄道労働組合            国鉄労働組合 西日本本部

 中央執行委員長 森  正 暁         執行委員長 上村 隆志


ジェイアール西日本労働組合             建交労 西日本鉄道本部 

 執行委員長   田村   豊         執行委員長 山本 恵三


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