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2005年3月2日
■イラク共和国政府要人と意見交換
 ー大阪市内でイラク訪日団と意見交換会を開催ー
イラク鉄道復興・人道支援会議は、イラク復興の協力支援を訴えるため、来日しているゼーイン副工業・鉱物大臣を団長とする、イラク訪日団と大阪市内で意見交換会を開催した。

 鉄道復興・人道支援会議からは森議長をはじめ、上村副議長、田中、杉原両事務局次長が出席した。
会の冒頭、森議長から「大阪にお越しいただいて歓迎申し上げる。未だにイラク国内においてテロが発生していることは極めて残念に思っている。戦後60年を迎えたが、日本の戦後の私たちの先輩の経験をもとに、鉄道を通じてイラク国民の平和、国土の復興を願って現在取り組みを進めている。」との歓迎の意と復興支援・人道会議の基本的なスタンス、これまでの取組み内容を含めたあいさつを行い、活発な意見交換会をはじめた。

 

世界トップ水準の技術・安全性 イラク国内での実現に期待をよせる

ゼーイン団長は、「イラク国民は日本に友情を感じている。その意味では復興を図っていく上で日本との友好関係は非常に重要と考えている。イラクには石油以外にも多くの財産がある、それは自然環境などであり、特に人的資源である。私たちは現在、イラク国内にあった軍事工場の民生工場への転換を進めている。是非、日本の高い技術力をイラクに移入していきたいと考えている。また、交通・鉄道の分野において、日本の鉄道技術、特に安全性について、世界においてトップに位置していると認識している。そうした安全技術、そして高速で快適な鉄道をイラク国内において実現しようとする貴会議の取組みに敬意を表し、御礼申し上げる。是非、早期に実現できるよう私たちも願っている。

 何よりも今後、日本とイラク両国において人的な交流が必要であると考えている。貴会議の鉄道技術者の早期のイラク来訪が実現するよう願っている。イラク国内の治安について言えば、一部地域において、外国のテロ集団が入り込んでいるが、イラク国民は日本人を友人と考えており、空港、バグダッド、グリーンベルト地帯などは安全である。また、イラク国民を日本に受け入れていただき、技能教育などを行ってもらえれば、両国の友好関係はさらに深まるものと考えている。」とあいさつし、イラクの現状などについて情報交換を行い、親睦を深めた。


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