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2004年8月3日

■橋本書記長集約答弁 こだわり春闘を継続
 -組織拡大青女と連携-
橋本書記長は小委員会を含め、60名の代議員からの意見・提起を踏まえ、次の集約答弁を行った。
政策課題
運動方針「ステップ21」を一昨年策定した。取り巻く環境は、大量退職で厳しい要員展望、契約社員の増加、外注化など大きく変化しており、この変化を的確に捉えながら積極的に対応していく必要がある。高年者雇用問題、契約社員の問題、実務能力の向上、技術・技能の向上の問題など、積極的な意見が出されている。この意見を真正面から受け止め、90%に近づいた組織力を背景に、チェック能力を発揮しつつ対応していきたい。
組織の充実・強化・拡大
作成した「分会活動の手引き」を活用し、組織の充実・強化・拡大を図っていただくよう要請する。本部オルグで組織対策会議にも参加、各地方ではランクをつけ、組織拡大行動を積み上げていただいている。その結果が千名を超える組織拡大につながっている。組織強化では青年女性委員会と連携をとり、一体となった取り組みを展開し継承を確実なものとしていきたい。JR労働運動の民主化のために、我々の雇用確保、生活を守るためにも組織拡に邁進する。
賃金・昇進制度の見直し
現制度は5年目を迎える。本大会で出された意見を会社に提起し、より良い制度を作るため最大限の取り組みを展開していく。
安全・安定輸送
コンクリート剥落事故、尼崎・塚本駅間鉄道人身事故、土木構造物の定期検査の不備、宮島船舶における事故等にかんがみ、本部は安全対策委員会を定期的に開催、労使安全会議でも議論し、地本との連携を取りながら積極的に対応していく。尼崎・塚本駅間鉄道人身事故は、労使をあげた支援体制を作り上げており、今後さらなる取り組みを図っていきたい。
地方ローカル線の活性化
JR西日本の半分以上を占めるローカル線問題は、これから大きく浮上してくる。完全民営化に伴い外国人投資家保有株が20%に届く。彼等は厳しい目を持っているので、その現実が出てくる可能性も否定できない。JR連合の「21世紀鉄道ビジョン」の具体化に合わせて、積極的に鉄道政策を立てつつ対応していきたい。
05春闘
こだわり春闘を継続することを約束する。スタンスはいささかもゆるぎない。そして賃金関連の手当も含めて「総合生活改善闘争」との位置付けを確立し、実質賃金の向上のためにあらゆる手立てを打って闘う。
労働組合と政治の関係
「満月」で今大会を迎えた。三日月議員には既に素晴らしい取り組みを展開していただいている。継続的に活動を展開していただくために「JRみかづき会」の基盤を確固たるものにしたい。今後100%の加入に向けて取り組んでいただくことを要請しておきたい。
成果の公正配分
完全民営化に伴う成果の公正配分について、本部は全力を上げて取り組み、必ず成果を出す。

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