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1999年11月25日
 
■徹底した労使協議で部分運休による総点検体制を構築 
 ―JR西労組の安全対策についての考え方と取り組み―


  JR西労組第14回中央委員会開催6月、10月のトンネルでのコンクリート片はく落事故や、9月の輸送障害、保守用車衝突・脱線事故など、山陽新幹線では重大事故が相次ぎ、利用者に多大なご迷惑をお掛けし、JR西日本や新幹線の安全性への信頼が揺らいでいます。
安全は労使共通の課題です。JR西労組は、JR西日本の責任労組として原因究明と対策、会社の経営責任などについて徹底した労使協議を行ってきました。トンネル安全総点検についても議論を深め、私たちの「必要であれば列車を止めてでも検査すべき」との申し入れや、現場組合員の意見を反映させ、部外の応援も含め、のべ4万9千名の点検体制が確立されました。私たちはこの体制に基づく取り組みが、現時点でもっとも効果的な対策と認識しています。
10月25日からは、JR西労組組合員を主体に毎夜の作業が進められています。まずは総点検を確実に完了させ、国民、利用者に安心していただけるよう安全を確認することが急務と考えています。


■恒久対策の議論徹底、施工業者や国の責任についても問題提起

  12月15日に予定される、総点検終了後の対応としては、検査体制の見直しや連絡体制の強化、高架橋などコンクリート構造物の問題の中長期対策などについて議論を徹底し、今後の対策に反映させていく考えです。
このほか、明らかに施工不良が原因とされる山陽新幹線のコンクリート構造物の問題については、単にJR西日本だけの課題ではなく、当時の施工業者や国の責任についても検討されるべきであると認識しており、これについても国政の場などへ問題提起していきたいと考えています。


■非常識な「西労」ストを糾弾

  一方、少数組合の「JR西労」(組織率4.6%、JR総連加盟)は、「ストで安全を守る」と、11月8日、非常識なストライキを実施しましたが、JR西労組などの対応で、列車影響はありませんでした。私たちはこのストを、安全に名を借りた、単なる組織固めのための抵抗闘争であると認識しており、社会や鉄道労働者を愚弄する、労働組合として言語道断の行為と考えます。彼らの主張や行動は、決して社会の共感を得られるものではないと考えています。


■安全確保と組織拡大などについて意思統一 ―JR西労組第14回中央委員会開催―

  JR西労組第14回中央委員会開催11月8日、大阪市内で、当面の活動方針を確認する「第14回中央委員会」を開催しました。委員会では、安全対策の徹底について意思統一をはかったほか、非常識なストなどまじめに働く鉄道労働者を愚弄する「西労」を糾弾し、組織拡大に全力をあげるなどの、当面の活動方針を総意で確認しました。
また、私たちは、2年以上にわたり、職場討議や労使協議を重ねて賃金・昇進制度の改革に取り組み、来年4月からのJR西労組の提言を大きく反映した新制度の導入について、9月に労使間で妥結しました。国鉄時代からの過度な年功序列型の賃金体系を改め、鉄道業の終身雇用を前提とした、働きがいの持てる制度、公平・公正な評価制度づくりに取り組んできた運動の成果を総括し、実効ある導入にむけた今後の取り組みについても確認しています。





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